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「じぃやぁ~」 お嬢様に呼ばれたので行ってみると 「私の代わりに指定生産品を納めてきて~」 などとヌカす。 「指定生産品は本人が渡しに行くのが筋というもの」 と、小一時間諭す。 「せっかく倉庫キャラが指定生産品アイテム送ってくれたのに~」 と、だだをこねるので 「だいだいお嬢様のポストを他人が受け取れるはずもない」 と小一時間説いていると 「あぁ~、時間切れだぁ」 と諦めた様子。わかったんだか、どうなんだか。
お嬢様の日記のタイトルが変わった。 【迷子スキルは師範】 自分をよく観察し省みた結果だと感心した。 サルタバルタは、ともかくも、三国の中で方向違いに走り出すのはやめたほうが良い。 そのお嬢様がアルバムを見ながら、ため息をついていた。 何事かとたずねると、昔のフレンドと同じ名前の別人を見たそうだ。 「さびしいなぁ、と。 まぁ、でもね、以前には、こんなこともあったんだ。 ある時、競売にいたら、フレンドだった美しい声で歌うエルヴァーン女性と 同じ名前が見えたから、喜んでタゲって見たら! 髭ヒューム男性だったんだよね・・・・なんかガッカリ度が100%を超えちゃった。」 おそらくWSジャッジメントをくらった感じにちがいない。
お嬢様には、お付きのスタッフが何人かいる。 そのうちの一人、錬金術師のエルヴァーン嬢の仕事に立ち会う。 モルボルのツルを買い、ハイポーションを合成していた。 がんばった甲斐あって、スキルが58。試験を受け、見事印可になった。 またウィンではミスラのコックが腕を磨いていた。 が、皆伝なためか、スキルが上がりにくい。 しっぽをフリフリしながら 「このレシピで上がるんですよにゃぁ~?」 と、聞かれても、私には、さっぱり。 とりあえず0.1上がったので、一安心。 出来上がった食料を保管しているのは、バスにいる金髪嬢。 ところが最近、戦士をやり始めて、グスタに飛び出していく。 レベルもいつしか10になり、今後が楽しみである。 大勢を回ったせいか、お嬢様が 「ルフェーゼでブガートから皮をもらう予定だったけど、疲れちゃったから休憩」 と、またもノーブルベッドにもぐりこんでしまった。 水着の次は、パジャマの欲しい年頃のようだ。
お嬢様が日記に「念願のエプロンだぁと思ったら、まだ3分の1のとこでした。 先は長い!」と綴った翌日。 いそいそと木工ギルドに走っていくお嬢様を見つけた。 今日も指定生産品を納めるのだな、感心、感心。 見ていると、指定生産品受付に何かを尋ねている様子。 答えを聞くと、なにやら喜んだ様子で、指定生産品をかき集め始めた。 ひとしきり納め終わった頃、ギルドの片隅で、お嬢様が着替えた。 欲しがっていたエプロン姿ではないか。 一人悦に浸っているようである。 モグハウスに戻ってきたお嬢様に、日記にエプロンのことを書かないのかと言うと、 「昨日、勘違いしてまだまだだって書いちゃったからなぁ~」 と頬杖しながら、しばらく考えていたと思ったら、日記は書かずに S閣下から借りているノーブルベッドにもぐりこんでしまった。 日記は、日々綴るものだと、起きたら説教してやろう。 ちなみに私は、ブロンズベッドだ。
さきほど、お嬢様が指定生産品をこそこそと 店で購入しているのを見つけたので、 競売も見るように教えたら、競売の前で頭を抱えて 「競売の方が安いぃ」と叫んでおられた。 どうやら店の高い方を購入済みだったようだ。 これからは、視野を広く持つようにとコンコンと諭しておいた。 お嬢様は、前向きに考え 「競売は見なかったことにしよう」と何度も呪文を唱えていた。 その後、お嬢様の専属コックの指定生産品納入に立ち会う。 エプロンまで、あと4万ポイントくらいらしい。 ミスラのエプロンが、ちと楽しみ。
はじめまして。 私めは、ロミディアン(Romidiant)と申します。 エルヴァーンでございます。 もちろん、あの騎士の国、サンドリア出身でございます。 とある鏡の導きにより、プクプ・・・ごほっ! あ、いや、匿名希望のタルタルの小娘・・・ いや、お嬢様に仕えることになりました。 ちょっと手伝ってやろうと思ったら、あのタルタルの小娘めが 「執事になってくれなきゃヤダもーん」などとぬかし、 果ては「語尾には『~でございます、お嬢様』ってつけてね」などと 言い出す始末。 これは誇り高きエルヴァーンとして、マイティストライクを かましてやろうとは思いましたが、あのコチビが 「じゃなきゃ呼び出さないもーん」と駄々をこねるので、 仕方なく執事としてお仕えすることにした次第。 執事として、あの小娘を監視し、もとい、見守っていこうと思っております。 以後、よろしくお願い申し上げます。
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